夏に行きたい!岩手の観光スポット
東北の盛岡でも、夏は夏!
夏休みやお盆休みで帰省や観光にいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
夏らしく自然の中で汗を流して楽しむのもよし、東北らしく少し涼しいスポットを訪れてみるのもよし…
観光ドライバーおすすめの、岩手らしい夏の過ごし方をご提案します。
【涼しい観光スポット】
【暑いけどおすすめのスポット】
避暑に出かけよう!さすが東北、の涼スポット
1.龍泉洞
岩泉町にある鍾乳洞。日本三大鍾乳洞のひとつで、透明度が高く目の覚めるような青さの地底湖と、芸術的な鍾乳石、そして天然記念物のコウモリも見ることができます。
暗くひんやりとした洞窟内は1年中10℃前後に保たれており、夏場でも長袖の羽織ものがあったほうが良いくらい!
視覚的にも体感的にもとっても涼しいスポットです。ご予約で行かれる場合は一枚羽織るものをお持ちください。
また足元は整備されていますが濡れていて滑るので歩きやすい靴で!
お土産には地底湖の美味しい水や化粧水などを。
※洞内の気温は年中10度前後です。
※ペットの洞内への同伴はできません。また事務所でのお預かりは行いません。
※ジャンパー、カッパの貸し出しは行っていません。
※年中無休(雨などによる増水のため予告なくお休みする場合があります。)
【営業時間】8:30~18:00まで(5月~9月)
【入洞料】 大人1,000円、小人500円
龍泉洞公式HP
2.安家洞(あっかどう)
こちらも岩泉町にある鍾乳洞。日本最長にして最古の鍾乳洞として天然記念物に指定されています。その全貌はいまだに明らかになっていないそう…。こちらも洞窟内は1年中8℃前後の涼しさ。
上記の龍泉洞が美しい「水の鍾乳洞」とすると、こちらの安家洞は荒々しい「石の迷宮」といったところ。ヘルメットをかぶり、つらら石の洞窟を奥へ奥へと進んでいく、まさに探検の楽しみがあります。
【営業時間】4月中旬~11月下旬 9:00~16:00 ※8月は9:00~16:30まで営業(期間中無休)
【入洞料】 大人1,000円、小人500円(ヘルメット付)
3.滝観洞(ろうかんどう)
気仙郡住田町にある鍾乳洞。上2つの鍾乳洞に比べると規模は少し小さいですが、こちらは洞窟内に滝があるのです!
「天の岩戸の滝」と呼ばれるその滝は落差29m、洞内滝としては日本一の大きさ。ゴーゴーと洞内に鳴り響く水音はまるで古生代からの呼び声のようだとのことです。
工事中だった滝観洞観光センターは、「おらいの滝観洞」として2024年4月にリニューアルオープン!
滝観洞名物「滝流し蕎麦」も復活!加えて新名物の「滝流しカレー」を始めとした地域の特産品を利用したメニューも。
【営業時間】8:30~16:30(受付16:00まで)
【入洞料】 大人1,050円、高校・中学生700円、小学生500円、幼児0円
4.平庭高原(ひらにわこうげん)
葛巻町と久慈市の境に広がる高原で、広大な白樺林で有名。高原で、しかも林の中なのでとても涼しいです。
春にはカタクリ、初夏にはレンゲツツジと新緑、秋には紅葉など、四季折々の自然の姿を楽しむことができます。のんびり散策するには最高ですね。
久慈市には海女のかき小屋など他にもたくさんの観光名所がありますので、あわせて巡るのもおすすめ。
5.錦秋湖・湯田ダム(貯砂ダム)の水のカーテン
西和賀町にある、「錦秋」の名の通り、紅葉が見事な湖が錦秋湖です。
この湖は湯田ダムが作られたことによって出来た人口の湖ですが、素晴らしい紅葉で今では海外からも人が訪れる観光地になりました。
しかし紅葉にはまだまだの夏にも楽しめるスポットがあるのです。それが湯田貯砂ダムの「水のカーテン」です。
貯砂ダムというのは、貯水するダム内部に水と共に流れ込んだ砂が堆積し貯水量が減るのを防ぐ目的で作られるものなのですが、この湯田貯砂ダムは全国でも稀な構造で、内部に回廊を設けて一般人が通れるようになっており、通路からは上から流れ落ちる水を見ることができます。
滝の裏をくぐるような感覚です。水流は豪快で見ごたえがありますし、細かい水滴があたりを冷やし、水音も涼し気です。
西和賀は他にも見どころがありますし、隠れたおすすめスポットと言えるでしょう。
※開放期間7/1~9/30 9:00~16:30 雨天荒天時閉鎖
6.神子田(みこだ)の朝市
これまでとは違い、観光名所ではありません。
神子田朝市は盛岡ではすっかりおなじみの朝市です。まさに市民の台所という存在で、生産者が直接新鮮な青果などを安く販売してくれるので観光客にも人気です。
また近年は若い世代向けのお店の出店も増え、老若男女で大変にぎわう朝市になりました。
岩手県でも最近は、日中の気温が関東地方以上になることもありますが、東北地方というのは朝晩の寒暖差が激しく、特に朝はとても涼しいのです。
ちょっと早起きして、涼しいうちに盛岡の素の姿とでも言うべきものを見てみるのも楽しいかもしれませんよ。
※新型コロナウイルス感染症対策として「買い物時なるべくのマスク着用」とのこと
【開催日時】毎朝5:00~7:30頃まで(毎週月曜日休み。注:5月~12月まで月曜日の祝日・振替休日は営業→火曜代休)
暑いけど、それでもおススメ!夏らしさを楽しむスポット
1.浄土ヶ浜
夏と言えば、やっぱり海水浴!岩手県内の素晴らしい海水浴場のひとつが、浄土ヶ浜です。
「さながら極楽浄土のごとし」と言われるほどに美しいエメラルドグリーンの海と、海の中に林立する白い岩肌のコントラスト。
海で泳ぐのももちろんですが、写真を撮るのも楽しいです。フォトジェニック間違いなし!
2.小岩井農場のまきばの天文館
小岩井農場と言えば皆様ご存知の酪農テーマパーク。まきば園の楽しさは有名かと思いますので、今回はその中でもまきばの天文館をおススメしたいと思います。
牧羊犬のショーなどが行われる羊の放牧地のすぐ近くにある「星と自然館」では、大きな天体望遠鏡が設置されており、イベントとしてお昼に開かれる太陽観察会も。
館内には美味しいコーヒーやケーキが楽しめる喫茶コーナーもあり、のんびりと過ごしたくなる場所です。
営業時間9:00~16:00(平日)9:00~17:00(土日祝)
3.遠野観光
カッパの伝説や遠野物語で有名な遠野。牧歌的な風景も見どころのひとつで、夏の緑が美しく広がっています。
「遠野伝承園」や「とおの物語の館」といった施設では、遠野の伝統文化や昔話を鑑賞するなど、ふるさとの原風景を感じることができます。
お土産にはかわいいカッパのグッズなども。
遠野の道の駅は2021年5月にリニューアルオープンしたばかりで、フードコートのテラスで遠野名物バケツジンギスカンも楽しめます!
4.焼走り溶岩流
岩手山の噴火で流れ出た溶岩が冷えて固まったもので、岩肌の一部がごつごつとした黒い岩石帯になっています。周りの緑あふれる環境とは全く異質で、見ごたえがあります。国の天然記念物にも指定されています。
底が厚い運動靴(出来れば登山対応)でなければ溶岩流観察路踏破は不可能ですのでご注意を。
めちゃくちゃ歩きにくいです!
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その他にも、観光ドライバーおすすめのたくさんの名所がございます。
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